熊本地震の避難所格差問題について。物資が届かない5つの理由

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今も尚余震が続き不安な毎日の中数多くの避難所生活をしている方々に日々支援物資が届けられていますが、避難所によっては物が余っていたり、不足していたりとかなり偏りが見られるようです。

一体何故そうなっているのか原因を調べてみました。

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1.交通インフラの問題

現在、九州自動車道の植木ICー八代IC間が寸断されている為、主要道路の国道3号線が大渋滞し陸路での配送が困難になっている。

2.配送制度の問題

支援物資は何処にどれだけ送れば良いのか?という問題があると思いますが、大きく分けて二つの方法があります。

  1. プル型    県が市町村からの要請を受けてから送る方法。
  2. プッシュ型  県が避難者数から必要量を見積もり要請が無くても送る方法。

現在は県が市町村からの要請を受けてから送る(プル型)を取っています。この方法だと要請から物資が届くまで時間差が発生します。さらに要請が出来ない市町村には配給されないという事態になりかねません。

3.人手不足

熊本市内の支援物資集積場には沢山の物が届いているのにもかかわらず行政側の仕分け指示担当者が不足しているようで支援物資をさばく為に集まったボランティアの方々が指示を待っていて動けず配送が停滞している。

4.自主避難場所の把握が困難

中には市町村から指定されていない自主避難所に滞在している方々も多く、連絡手段を持たない方々もいる事から行政側がそういった孤立している場所の把握ができていないのも原因のようです。

しかしSNSなどで助けを求めた結果、物資が届いたケースもあるようですが高齢者や連絡手段が無い方々はこういった手段も難しいのではないかと思われます。

5.報道の偏りによる影響

マスコミは地震が直撃した場所(今回だと益城町)、その地域のTV局やアクセスしやすい所を拠点にしている事が多くその周りの地域を主に密着して取材する為、遠方な地域や近寄れない孤立状態の地域はなかなか報道されず報道の多い地域に物資が集中しやすい現象が起きてしまう事。

よく報道され物資が豊富に届いている避難所と1kmしか離れていないのに物資が不足しているといった避難所もあるそうです。

まとめ

主にこの5つが大きな要因のようです。今後は空路や他の陸路からの配送ルートの確保。スムーズな分配制度の確立。適材適所の人材補充。行政が自主避難場所の把握。報道の偏りによる物資の一点集中。これらを改善出来るかが課題となるでしょう。

他にも物によって需要と供給のバランスが悪かったり余っている物資を他の避難所に分けてはダメなのか?等様々な問題があるようですがこういう時こそ柔軟な対応をして欲しいと考えます。

そして一刻も早く問題が改善され被災者に物資が行き渡る事を願うばかりです。

以上、避難所格差問題のまとめでした。

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