「一度でいいから見てみたい、女房がヘソクリ隠すとこ。」歌丸です。の一言で有名な笑点の大喜利コーナー司会の桂歌丸師匠が5月22日の放送を最後に引退する事を発表し話題になっています。
「笑点」といえば日曜の夕方に安定して平均視聴率20%という人気番組だけにみなさんさぞかし残念になられた事でしょう。
引退理由や今後の活動、後任司会者や新メンバーが誰になるのか簡単に予想してみました。
引退理由と今後の活動
引退の理由としては「体力の限界」と「いろいろな節目が重なった」と言うのが主な理由の様です。体の面で言えば腰痛や肺の病気で何度も手術されており他にも帯状疱疹や腸閉塞などでも入院していた事から考えると相当大変だったんだと思います。
節目としては本人曰く「笑点50周年」まではという気持ちもあったそうで他に自身が噺家として65年、年齢も今年で80歳になるというのも重なり決心したそうです。
今後は笑点の直前に放送されている5分番組「もう笑点」には出演されるそうで、今後まったく見られなくなる訳ではなさそうです。さらにまだまだ覚えたい話は数多くあるらしく笑点の司会は降板しても落語はまだ続けられるそうで意欲的に活動は続けていくみたいですね。
私としてはバラエティ番組等のゲストでの歌丸師匠を見てみたいなぁと思いました!
後任の司会候補は?
歴代の司会者をざっと紹介します。
初代 立川談志 1966年〜 約3年間 落語立川流 2代目 前田武彦 1969年〜 約1年間 タレント 3代目 三波伸介 1970年〜 約13年間 タレント 4代目 5代目三遊亭圓楽 1983年〜 約23年間 円楽一門会 5代目 桂歌丸 2006年〜 約10年間 落語芸術協会 会長
圓楽師匠長いですね。(笑
さて候補ですが現在の笑点メンバーを見てみましょう。
・林家木久扇(78) 落語協会 相談役 ・三遊亭好楽(69) 円楽一門会 会長 ・三遊亭小遊三(69) 落語芸術協会 副会長 ・6代目 三遊亭円楽(66) 円楽一門会 幹事長 ・春風亭昇太(56) 落語芸術協会 理事 ・林家たい平(51) 落語協会 理事 ( )内は年齢。
どうやらこの3つの団体で構成されているようでたまたまなのかきっちり二人づつ回答者席に配分されていますね。
この事からこの3団体から後任が決まる事が濃厚なようで分析してみたいと思います。
・年功序列でいくと木久扇師匠ですが歌丸師匠と2歳しか変わりませんので変わってもすぐ年齢的な体力の限界を迎える可能性があります。
・団体の持ち回りと考えると木久扇師匠もしくは好楽師匠。次点で小遊三師匠、円楽師匠でしょうか。代理での司会は全員やった事があるようですが春風亭昇太さんや林家たい平さんはまだ若く回答者席で盛り上げて欲しいと思いますし座布団運びの山田君も無いと考えます。
・笑点メンバーじゃない可能性も無いとは言えないですがどうでしょうかね立川志の輔さんあたりとか。
2012年に歌丸師匠が3回目の腰痛の手術をした時期にはタモリさんや萩本欽一さんの名前も上がっていた事があったそうですが歌丸師匠があまり良く思わなかったみたいでその話は無くなったみたいでしたが、ちょっとこの二人は笑点の司会という感じでは無いなぁと私も思いました。
結局誰なのよ?という感じなので私個人の意見としては長くやれる人という事も含めて三遊亭円楽師匠をあげます。歌丸師匠と二人会などされていますし回答者時代はお隣同士で散々死亡ネタでいじったりと仲が良く司会者向けだと思います。
木久扇師匠は司会者というより回答席でボケ倒すキャラクターですし、好楽師匠は代理司会をされた時テンポが悪い一面が見られた事から目上の人もイジれる円楽師匠が適任だと思いますね!
新メンバーは誰になるのか
さて、レギュラー出演者から司会に一人移ると回答者の方が一人空く事になります。ここからは一人移ると仮定したらの話ですがそうなった場合誰が新メンバーになるのか私なりに数名あげてみました。
・林家木久蔵 木久扇の息子 落語協会 ・林家正蔵(こぶ平) 落語協会 ・林家三平(いっ平) 落語協会 ・春風亭小朝 落語協会 ・三遊亭王楽 好楽の息子 円楽一門会 ・立川志の輔 落語立川流
どうでしょうか?ある程度知名度がある人中心に選んでみました。
まとめ
初回から出演し50年間も笑点を支えてきた一人なだけに引退はとても残念ですが年齢的にも体力的にも引き際だったのでしょうね。今までお疲れ様でした。最後の笑点出演は5月22日だそうです。
歌丸師匠最後の司会振りを今から楽しみにしましょう!